チームは5日の練習で夏休み前半の活動が終了。再開は14日から。コロナで制限されますが、オフの期間に様々なことを体験し、「サッカーやりたい!」気持ちを充電して来て欲しいものです。ところで、オリンピックサッカー終わりましたね。チームの結果や内容に対する評価は色々あると思います。私は、オリンピックサッカーは個々の選手のアピールの場だと思ってますので、その点では良かったのではないかと思います。特に地元調布出身の相馬選手などは。そもそもオリンピックはその憲章にあるように、国別の対抗戦ではなく、個人が参加するものです(国家間のメダル競争はメディアと国が作り上げたもの)。さらに、サッカーでプロの参加が認められたのは1984年のロサンジェルス大会からです。商業オリンピックとして黒字化を目指した本大会に、人気種目サッカーのトッププロが参加できるようにFIFA に働きかけたのです。しかし、FIFAとしては、世界No. 1を決める大会はW杯であるという自負がある(ブランド力を下げない)ために、オリンピックをU-23の大会と位置付けました(当時すでにU-17やU-20のW杯はありました)。このような背景もあり、各国のオリンピックサッカーに対する熱量は様々であり、ベストのチームが編成されるわけではありません。選手を保有するクラブも大切なプレシーズンに選手送り出すことを躊躇します。このような制限されたレギュレーションでも、出場した選手は世界に自分の力を示そうと一生懸命です。その中から「推し」の選手を見つけるのもオリンピックサッカーの楽しみ方ですね。