今日は6年生が横河武蔵野ジュニアと3年生がシルクロードと練習試合でした。昨年、全国大会に出場した横河との戦い、後期に向け良い強化となりました。さて、サッカーではファーストタッチが重要だとよく言われます。ほぼトラップと同義ですが、トラップはボールを止めるという要素が強く、ファーストタッチの場合、ボールを運ぶ第一歩目という感じなので、そのままドリブルに入る時や相手を交わす場合に使います。いずれにしても、大切なのは、しっかりと自分のコントロール下にボールを収めることです。それが出来ていない状態で次のプレー(パス、ドリブル、シュート)に移るとミスが出てしまいます。したがって、ボールを止める技術が非常に重要になります。しかし、止める技術以上に大事なことがあります。「準備」です。意識と動きの「準備」です。意識とは「予測すること、動きとは「立ち位置の確保」です。つまり、オフ・ザ・ボール(ボールのない状態)で、次のプレーを予測して、相手に対して優位な立ち位置を確保しておくことが、正確なトラップの第一歩になります。このところ、ウォーキングサッカーと揶揄されるメッシですが、歩きながらもこの「準備」を怠っていないからこそ、ファンタジックなプレーができるのだと思います。身体は休めながら(次に爆発的使うため)、頭はフル回転しているのだと思います。暑い時こそ必要ですね。