今日は、6年生が松原SC、5年生が川崎ウィングスと練習試合、そして3年生は調布市大会の決勝トーナメントでした。見事、決勝進出です。やはり、「丁寧にサッカーをする」ということは大切ですね。予選リーグでは緊張もあり、簡単にボールを失うこともありましたが、今日は落ち着いてプレイできていました。さて、先日、2027年から中体連全国大会で水泳、ハンドボール、体操、男子ソフトボールなど9種目がなくなるというニュースがありました。その後も見直しを進めて大会期間の短縮や種目の削減を行うそうです。少子化の影響、教員の負担軽減が理由のようです。部活動の地域移行と同じ流れですね。中学生のスポーツ環境の転換期にあると言えます。部活動の地域移行では、自治体や地域によって対応が様々です。ある政令指定都市では、そのまま教員が指導する部活動として存続することを決めています(外部指導者を入れながら)。私の住む地域の中学校では、種目によって、部活動か外部クラブへの委託に分かれています。しかし、今後、部活動が参加する大会そのものが縮小し、クラブ(各競技団体主催大会)として参加する大会が主流になると、さらに部活動からクラブへという流れは大きくなるでしょう。保護者が部活動の存続を望む理由は、経済的な側面もありますが、教員への信頼感・安心感が大きいと思います。地域移行に向けて、多くの民間企業が指導者派遣の事業を立ち上げています。しかし、名古屋では「指導者が来なかった」「必要な研修を受けていなかった」など一日に100件ほどのクレームがあるとのニュースもありました。指導者の質を如何に確保するか大きな問題ですね。ただ、これをサービス業としてみると、質を上げれば上げるほど、対価(料金)が高くなることは必然です。ボランティアだからいい加減な指導で良いということではありません。現実的には、日本の少年スポーツは多くのボランティアで支えられてきました。単に需要供給(市場)の問題ではなく、公共のサービスとして社会全体で考えるべき問題ですね。介護、教育、保育などと同じだと思います。