今日は6年生がOXALA 、鶴牧SC、トリプレッタ渋谷、5年生が小金井3K、大泉学園、3年生がGrantFCとそれぞれ練習試合でした。朝7時から夕方7時までサッカー漬けの1日でした。さて、今日の練習試合で、どの学年も共通した課題があったようです。それは相手との「間合い」をどうとるかです。サッカーは11対11のゲームですが、局面では1対1の状況あるいは1対複数の状況があり、どのような「間合い」をとるかが重要になります。ポジショニングは、どちらかというとコート全体における立ち位置を言いますので、もっと狭い範囲で、特に相手との距離感というものです。1対1のディフェンスの場合、抜かれないことは大事ですが、相手にまったくプレッシャーをかけれない「間合い」ではだめです。抜かれはしないけど、自由にパスができるという状況が多いように感じました。これは物理的(距離的)な「間合い」や方向が良くないということですが、心理的な要素もあります。オフェンス側からみると、相手の「間合い」になっても、心理的な「間合い」が取れている場合(心理的余裕がある場合)、次善の策をとることができます。先日、FC東京対柏レイソルの試合を見てましたが、話題の若手選手である松木選手はこの心理的な優位性を自分で作れる選手なのだろうなあと思いました。決して、技術(テクニカルな意味で)やスピードがあるわけではありませんが、常に自分の「間合い」でプレーできる数少ない選手だと思います。その能力を身につけるには経験するしかないのですが、数多く試合や練習をするだけでは身につきません。その状況を本人が「意識」することができるかが鍵になります。