昨日は3年生が坂浜SCと6年生がNEO REVOと練習試合でした。3年生に帯同しましたが、サンシロウ一人でスタートしたこの学年もいつのまにか13名。最近はチーム体験も増えてますます活気付いてます。さて、話は大きく変わり、ヨーロッパでは新シーズンに向けた移籍情報が溢れています。日本人も、南野選手がモナコ、吉田選手がシャルケ、上田選手がサークル・ブルッヘなど新天地での活躍が期待されます。以前書きましたが、海外で活動する日本人プロサッカー選手はヨーロッパや南米だけではありません。ネットなどの情報にもありますが、東南アジアにも多くの日本人選手が在籍しています。コロナ前の10年ほど、シンガポールやカンポジアなどでプレーする日本人選手の調査に行っていましたが、当時、200人前後の日本人が東南アジアで頑張ってました。その中でオーストラリアではは少し変わった形で「プロ」(お金をもらって)として活動する人たちがいました。オーストラリアのトップリーグ(Aリーグ)は、レベルが高くJリーグのトップ選手の実力がないと入れません。しかし、その下の州リーグ(Aリーグへの昇格なし)には、コミュニティごとのチームがあり、ほとんどの選手は有給です。ここに数名の日本人が在籍しているのですが、彼らはワーキングホリデーや語学留学という形でビザを取得します。報酬金額はそれぞれのチームや選手の力で異なりますが、1年間生活できる額を、半年のプレーで受け取る選手もいます。ワーホリだと2年間ですが、3年目の在籍チームが決まると、農業をする事で(流石、農業国)、1年間の延長ができます。給料の原資は、基本的にはコミュニティに居住する人たちから寄付だそうで、自分たちのチームを助けてくれる選手に支払うのは当然という感じだそうです。これも日本にはないスポーツ感覚ですね。部活動の地域移行が話題になってますが、日本でも地域でスポーツを支える仕組みが欲しいですね。