今日は6年生が府中GF、3年生がGA FCと練習試合でした。昨日、ゴールチャンスを作るために必要なことを書いた際に、日本代表の田中碧選手のコメントを紹介しましたが、その中で次のようなことも指摘しています。「現代のサッカー的には崩してゴールというのはあまりない。セットプレーとか、奪われた後に全員が奪い返すとか、ロングボールを蹴られてセカンドを拾ってショートカウンターとか、・(略)・・セカンドボールで拾った後にいかにスピードアップできるかは、ここ最近ではすごく重要。そこでフィニッシュまでいけるか、決めきれるかはすごく大事だと思う」おそらく、チャンピオンシップからプレミアに昇格して、特に実感したことではないかと思いますね。ただ、これには、スピードに乗った状態でも発揮できる「技術」が不可欠です。その「技術」が無ければ、ボールは相手との間で行ったり来たりの「凡戦」になります。スキーやスノーボードのスピードと技術(ターン)の関係と同じです。自分でコントロールの効かないスピードでターンしようとしても上手くいきません。そして、スピードというのは、個人の速さだけをいうのではありません。チーム全体の速さです。全員が連動してポジションを取りボールを速く動かすことが求められます。と言っても、それが出来たからゴール(得点)できるわけではありません。サッカーで「勝つ」ことは本当に難しいですね。