
今日は5年生が横河武蔵野ジュニアと練習試合でした。全国大会常連の強豪相手に対等な試合ができ、充実したトレーニングマッチとなりました。新年度のTリーグに向けて良い準備ができています。徐々に「サッカーが上手く」なっているのが良いですね。しかし、どんなにテクニックがあっても、やりたい事だけをやる(やりたくない事はやらない)というプレーでは、「サッカーが上手い」とは言えません。大切なことは、「何が求められているか」を判断しつつ、自分のプレーを「相対化」(客観視)できることです。先日、あるチームの低学年の試合を見ていたら、「パスするな」「全部ドリブルだ」という指示をされるコーチがいました。もちろん、そのコーチが意図されていること(ボールテクニックを身に付けて欲しいということ)は良く理解できます。しかし、子どもは素直ですから、ドリブルすることが1番良いこと(🟰サッカーが上手い)と考えてしまう可能性があります。そして何よりも、そこに子どもの「判断」が存在しなくなることが心配です。技術・体力不足を「判断」で補うことは可能ですが、その逆は難しいものです。幼少期から、「思考停止」ならないコーチングを心がけたいですね。