昨日から台風の影響で練習試合キャンセルが相次ぎましたが、今日は4年生が横河武蔵野FCと対戦できました。全国レベルの相手ですが、自分たちの力を発揮し良い試合ができました。自信になったのではないでしょうか。さて、パリ・オリンピックが終わり、今はパラリンピックですね。すでに日本人選手のメダル獲得も報道されています。前回の東京大会では51個のメダルを獲得しています。パラリンピックは種目数が多いため、授与されるメダル数も増えます。パラリンピックで種目が多いのは、スポーツの平等性を担保するためです。完全な平等は不可能ですが、障がいの程度や種類に応じてクラス分けされます。男女別や体重別で競技が行われるのと同じです。しかし、厳密な平等性を求め、クラス分けを細分化しようすれば、エントリーする選手数が減少し、競技として(勝つこと)の価値が低下してしまいます。そもそも、スポーツが平等ということに矛盾があるのではないでしょうか。住んでいる国や地域によってスポーツ環境は大きく異なります。今回のパリ・オリンピックでは、DNA鑑定でXYの判定が出ていたボクシングの女子選手がメダルを獲得し物議を醸しだしていました。実は、オリンピック(IOC)は、染色体検査を含む医科学的性別判定を採用していません(グレーゾーンがあることや本人の意思を尊重するため)。つまり、スポーツは平等ということではなく、様々な不平等を認め合うということなのだと思います。それが多様性(ダイバーシティ)ですね。