
今日は1年生が烏山北SC、2年生がFC千代田と練習試合でした。低学年も元気に頑張ってます。さて、「世界陸上」が終わりましたが、TVでも頻繁に取り上げられ、チケットも完売だったようで、おそらく「成功」だったのでしょう。ただ、個人的には、正直、いつの間にか終わっていたという感覚です。その「世界陸上」に関連して、「途絶えた『世界新』疑惑と希望」という新聞記事がありました。そこでは、女子の100m、200m、400m、800mは世界記録の更新が1980年代で途絶えているということが書かれていました。男子の記録は更新されているのに、女子は「昭和」のままだそうです。その原因として疑われているのはドーピングです。東側諸国である旧共産主義国家で告発された国家ドーピングによって規格外の世界新が記録されたというものです。もちろん、男子にもドーピングはありますが、女子の方が男性ホルモン系の筋肉増強剤を投与したとき、劇的にパフオーマンスが向上するそうです。1999年に世界アンチドーピング機構が設立され、厳しい検査が行われるようになり、女子の記録が止まったと捉えられています。しかし、ドーピングの取り締まりが「イタチごっこ」という状況は変わりません。というのも、現在の規定では、アンチドーピング機構が示したリストに載っている薬物(過去に使用されたもの)しか検査対象にならないので、新しい薬物の使用は続けられているとみられています。化学物質の開発は無限ですからね。そのような中、トランプ大統領の長男も支援するドーピングOKの大会(エンハンスト・ゲームズ)が開催されるそうです。大会の趣旨は「科学とスポーツが融合し、人間の限界を再定義する」ことらしいです。やっぱりスポーツは、こういう「開発主義的思考」と親和性が強いんですね。もっと「安定」や「持続可能性」を目指しても良いと思うんですが・・・