今日は、3年生が五本木FC、5年生がFC北野、6年生が東八王子FCと練習試合でした。日中、暑い時間帯もありますが、ずいぶん涼しくなり、いよいよサッカーシーズンという感じです。世界各国リーグやヨーロッパリーグも、波乱あり、日本人選手の活躍ありで盛り上がっています。そのような中、ネットに「サッカー界に衝撃与えた「32%」  時代の変化」という記事がありました。バルセロナやバイエルンでポゼッションサッカーを確立したペップ・グアルディオラ監督率いるマンチェスター・シティが、アーセナル相手に「保持率32%」の試合をしたという内容でした。いわゆるゴール前に「バスを置く」と言われる「ローブロック」に専念したことが驚きを持って報じられていました。この「ロープロック」、シティのグアルディオラだけでなく、同じくポゼッション志向のロベルト・デゼルビ監督率いるマルセイユも大事な試合では実践しているそうです。これは、単純にボール保持率と勝率が一致しないという現実があるからだと思います。しかし、この戦術を実行するために絶対に必要なことがあります。それは、選手が「守備の楽しさ」を実感することです。なかなか難しいですね。年齢とともに、そういう意識を持てるようになりますが、ジュニア期から守備での成功体験を積ませてあげることも必要です。今年の6年生は、Tリーグで無敗継続中ですが、その要因の一つに「守備」に対する意識の高さがあると思います。現代サッカーでは、攻撃の選手にも高い守備意識が求められます。単に、目の前の試合に勝つためだけでなく、子どもたちの成長にも必要なことだと思います。