今日は1年生は烏山北、4年生は和魂SC、6年生はインテルアカデミーと練習試合。3年生は雨で流れていた調布市大会にやっと参戦。グループリーグ3戦全勝(全員出場)でスタートしました。低学年の試合は、コートも狭く、アクシデントや予測不可能なプレーも多く、観ている保護者の方もハラハラでしょうね。ただ、低学年であっても、キチンと守備ができるチームは安定して「強い」ですね。守備の方法には、地域を守るかボールを奪うかの2つしかないのですが、どこに立つか、体の向きはどうか、いつ奪うか、どうやって奪うかなど、理解して身体に染み込ませないといけない「技術」が沢山あります。しかし、最も大事なことは、「ゴールに向かわせない」、「近づかせない」です。したがって、攻撃側は、ストレートにゴールに向かうことが難しくなります。そこで、外にボールを散らしたり、バックパスでディフェンダーを動かし、ゴールに近い「空間」(シュートレンジ)を開けさせようとします。このようなサッカーの究極はバルサのパスサッカーでしょう。しかし、大前提として、「ゴールに向かう」ということがなければ、この話は成り立ちません。子どもたちには、まずはゴールに向かって行って欲しいですね。1998年フランスW杯優勝監督のエメ・ジャッケが決勝戦の前のミーティングで、ホワイトボードに書き入れた一人一人の選手たちの名前のところに矢印を入れ、「前に!」「前に!」と叫んでいたのを思い出します。