今日は5年生が五本木FCと練習試合でした。先週、都大会出場を決め、選手たちも前向きにチャレンジできるようになったと思います。この学年は、コツコツと自分のプレーに専念できる選手が多いことが強みですが、チームとしても一つの「型」があるので大崩れしない気がします(あくまでも印象です)。指導者の中には、自分の理想のサッカースタイルにこだわる人もいますが、ここで言う「型」は、選手たちの個性を組み合わせチーム力を最大限に引き出すものです。言わば、将棋の「戦法」のようなものですね。将棋の駒は、それぞれに動き特徴(制限)があります。それを活かしたり、組み合わせたりすることで、戦局を乗り切っていきます。サッカーで一気にゴールできないと同じように、すぐに王は取れません。そして、もう一つ、サッカーと将棋の共通点は、王を取られない(点を決められない)限り、負けないということです。そのため、将棋には何種類もの「囲い」の型があります。まずは、王を取られないない「囲い」を築いて、得意の戦法で攻め込むのが定石です。昨日のJリーグ杯(ルヴァンカップ)を制した広島の戦いがまさにそうでした。全てセットプレーで3-0とした時点で試合が決まりましたね。




