今日は6年生がヴェルディアジュント招待に出場し、5年生がTFA・ASV、3年生が五本木FCと練習試合でした。3・5年生は雷のため少ない本数で打ち切りとなり残念でした。さて、ご存知の方もいるかもしれませんが、ニュースでも取り上げられている東京女子医科大学の問題。先日、有志の教授たちが理事長解任や理事会指導について、文科省に申し入れをしたというニュースもありました。その記者会見のど真ん中によく知った人物がいたのでびっくり。一学年下のサッカー仲間です。彼は膵臓癌の名外科医としてNHKでも取り上げられるほどの医者です。面白いのは、彼は東大Jリーガーを輩出した熊本高校出身なのですが、どうしても筑波大学でサッカーをしたくて、工学部に合格しサッカーに入部しました。しかし、いざ入学してみると、工学部の学生は授業の関係で全く練習に参加できないのです。悔しくて仕方なく、私のところに相談に来たので、私が在籍していた熊本大学を再受験して、一緒に筑波大学を破ろうと誘ったのです。もちろん、冗談で、九州の田舎の国立大学が筑波大学に勝つなんてあり得ませんし、そもそも全国大会など出場したこともありません。ところが、彼は筑波大学を退学して、熊本大学に入学して来たのです。しかも、予想外の医学部・・・そして、漫画みたいな話ですが、私が4年生、彼が2年生の時に、九州代表として全国大会に出場することになったのです。しかも、1回戦が筑波大学。彼は長谷川健太(現名古屋グランパス監督)とマッチアップして押さえ込んでしまいました。試合は終盤まで0-0でいったのですが、中山ゴン選手に得点され敗れてしまいました。当時の筑波大学には、この他に、井原選手、田口選手、鋤柄選手など、後の日本を代表する選手ばかりでしたので、大満足です。彼とは、その後、社会人の九州リーグでも一緒プレーしましたが、医学でも世界的に注目される外科医となり、現職に就いたのが5年ほど前でした。今回は、良いニュースというわけではありませんでしたが、彼の肌骨精神が伺えるニュースでした。