
いよいよ夏休み後半戦スタート。6年生は、奈良遠征で強豪チームに揉まれています。結果は、ガンバ大阪門真1-1、ソレッソ鹿児島1-2、ファンタジスタFC (山梨)0-1。内容的に良い時間帯もありますが、もう一つレベルアップして、「勝ち切れる」試合をして欲しいと思います。さて、お盆休み前に幾つかのトップレベルの試合を見ました。インターハイの決勝は大津対神村。神村がPKで制しましたが、兄弟チームのソレッソ出身が両チーム合わせて6人ピッチに立ちました。おそらく町クラブ出身でそれほど多くの選手が全国大会決勝に出場するのはこれまでなかったと思います。もう一つは、天皇杯の神戸対東洋大学。東洋大学は現在関東大学リーグの6位ですが、内容では(ボール支配率やシュート数など)、ほぼ五分五分でした。しかし、結果は延長の末、1-2で東洋大学が惜敗。良い試合でした。それぞれの試合を見ながら、大きな違いは「やり直し」の精度だなあと感じました。やりたいことは、相手も必死で止めにきます。そこで、冷静にやり直せるかが、結果的に違いを生みます。ダメな時に(不利な状況で)、慌てて雑なプレーをしてしまうか、「余裕」を持ってやり直せるかが、トップレベルかどうかの差ではないかと思います。「勝ち切れる」試合ができるよう、この遠征で余裕ある「やり直し」にトライして欲しいと思います。