今日6年生が松原SCと、4年生が富士見丘と練習試合。3年生は調布市大会予選リーグ最後の試合で勝利し、4戦全勝で決勝リーグ進出です。さて、先日、久々に天皇杯をテレビで見ました。東洋大学対柏レイソル。2-0で東洋大学が勝利するというちょっとしたジャイアントキリングでした。しかし、内容的にも互角以上で大学サッカーのレベルの高さが分かる試合でした。大学生がJチームに勝つことは、以前からありましたが、内容的にも互角以上で、改めて大学サッカーのレベルの高さを実感しました。世界では、トップレベルの選手の低年齢化が進んでいますが、日本は大学経由でプロになるという、それとは異なるキャリアパスが確立されています。世界基準でみると、サッカー自体のレベルアップに大学サッカーが「弊害」なっているという声もありますが、一概には言えないところもあります。全国レベルの大学サッカー部の環境(指導者、グランド、トレーニング内容)は「プロ並」のところもあり、何よりも「試合経験」を積むことができます。また、よく言われる「セカンドキャリア」を考える上でも、マイナスな側面ばかりではありません。学歴社会と相まって、大学経由でプロを目指す選手も多いのではないかと思います。そのような選手たちにとって、天皇杯は、自分たちの力を知る格好の場であり、就職活動の場でもあります。以前、高校サッカーの監督をしている時に、県代表になり(当時は高校生チームも出場可)、一回戦で大学チームを破り、二回戦で当時J2のサガン鳥栖と対戦したことがあります。結果は惨敗でしたが、会場を沸かせるシーンもあり、高校生にとっては良い経験になりました。カテゴリー上位のチームと真剣勝負をするという経験も時には必要かもしれませんね。「アンダー」という考え方が少しずつ浸透していますが、まだまだ「学年」で活動する機会の多い日本では、もう少し「異年齢」での活動の場があっても良いのではないかと思います。