
今日は5年生が和田ブルドッグ、Una Primaveraと練習試合。夏休みには、熊本遠征で日本一のチームにみっちり鍛えてもらいますので、それまでに、もっともっと「タフさ」を身につけて欲しいですね。6年生は調布市の「ゆりーと杯」。予選リーグ3戦全勝で1位通過ですが、Tリーグ開幕に向け「安定」した力が発揮できるようになってもらいたいと思います。さて、Jリーグが開幕して10試合程度消化しましたが、上位に福岡、京都、岡山、柏、そして下位にFC東京、横浜FM、名古屋。びっくりですね。通常、プロスポーツは資本力と競技力は比例します。MLBのアスレチックスをモデルにした映画「マネーボール」が面白いのは、それを逆手に取ったからです(しかし、結局はレッドソックスが強いのですが)。じゃ、今、Jリーグで起きていることはどう解釈できるのでしょう。もちろん、「マネーボール」のように、戦略的に競技力を高めていることは間違いないでしょう。特に、アビスパの金 明輝監督は凄いですね(昨シーズンの黒田監督もですが、その下で働いていたのは金 明輝コーチでした)。一方で、日本の「育成力」の反映だとも感じています。つまり、Jリーガーの平均レベルが上がり、選手の力量の差がなくなったのではないかということです。しかし、この「平均化」は、突出した「個」の出現を妨げることもあります。Jリーグの試合を見ていて、なぜか同じような「選手」に見えてしまうことがあります。そろそろ、とんでもない「個」が現れてくることを期待しておきたいと思います。