今日は3年生が立川九小SCと、1年生が府ロクSCと練習試合でした。3年生に帯同しましたが、目一杯やったので、最後はヘロヘロという感じでした。時には、そういう経験も必要ですね。疲れ果てた状態でどういうプレーができるか、実はそこにサッカー選手としての大事な資質があります。「極限」の状態で如何に自分を奮い立たせることができるかということです。これは社会生活の中でも同じで、窮地に陥った時こそ冷静な判断と行動が求められます。そういう「火事場の馬鹿力」的な資質は、持って生まれたものもありますが、何度も「極限」の状態を経験することで培われるものでもあります。現代社会では、出来るだけ理不尽な状況を避ける傾向にあります。しかし、時には「極限」の状態にあえて身を置くことで、それに打ち勝つ能力を身に付けていくこともできるのではないかと思います。今の子どもたちは、色んなところで「守られ」ています。しかし、スポーツの中では、追い込まれたり、「極限」の状態でプレーすることが求められることがあります。それが、子どもたちを成長させる大切な経験になっていると思います。