今日は雨のため6年生の練習試合は中止になりましたが、4年生は北ノ台キッカーズと、5年生はFCクオルテと練習試合でした。4年生は、普段の試合と異なる狭い体育館での試合でしたので、なかなか上手くいきませんでした。ただ、コートサイズや人数が変わっても、サッカーの「基本」は変わりません。まだまだ「基本」が身についていないということですね。さて、先日、新横綱大の里の土俵入りがニュースになっていました。192センチ、191キロ、強さも含めて相撲界の大谷という感じです。しかし、日本人なら誰でも知っている相撲ですが、実際にはよく知られていないこともあります。明治神宮での横綱の土俵入りは、決して伝統的なものではなく、1951年(昭和26年)からです。それまでは熊本の「吉田司家」で横綱の推挙状授与と一緒に行われてきました。そもそも、今のような「大相撲」が始まったのも大正時代で、それまでは宮相撲、武家相撲、勧進相撲など、「大相撲」とは異なる慣習(引き分けや星の買取、貸し借りなど)もある「芸能」(娯楽)として行われてきました。また、一場所で15番取り、一番勝利数の多い力士が優勝(8勝で勝ち越し)というのは、誰でも知っていますが、そもそも同じ15人とは戦っていない(総当たりではない)という「不平等」についてはあまり言及されません。簡単に言ってしまえば、「芸能」の「スポーツ化」という状態(ある意味、矛盾)ではないでしょうか。もしかすると、大の里の登場は、相撲の「取り口」の「スポーツ化」を表しているかもですね。