
今日は、6年生が羽衣1SC、3年生が府ロクSCと練習試合。4年生は強豪が集まる八潮市サッカー大会に出場しました。4年生は、先週、東京ヴェルディジュニアと好ゲームを展開しましたが、今日も強豪相手に頑張りました。4年生は今「上り調子」にあるようです。サッカーチームには、必ず調子の「波」があります。下降するということは、次に上昇があるということでもあります。高校サッカーの監督をしているときには、わざとチームの調子を落とすようなシチュエーションを作ることもありました。大会の最も大切な試合に合わせて、ピークを持って行くためですが、それだけではありません。「下降」の時に、どんなに練習しても上手くいくことはありません。逆に、「上昇」の時には、何をやってもチームも選手個人も自然と伸びていきます。したがって、指導者は「波」に対して、自覚的でなければなりません。実は、選手自体も自分の調子に自覚的な選手ほど大成します。ダメな時は一種の「開き直り」的に捉えることも必要です。調子が良い時は、どんどん自分を「乗せて」いくことで、思いもかけない力を発揮できるようになります。したがって、指導者には(保護者も)、ダメな時にダメなことを指摘するのではなく、「知らないフリ」をすることも求められますし、一緒になって「調子に乗ってあげる」ことも大切ですね。