今日は5・6年生がTFAと、2年生が三鷹七小キッカーズと練習試合でした。6年生は、後期Tリーグに向けて、夏の強化のスタートです。チームとしての戦い方が少しずつ見えてきそうです。頑張ります。さて、時期ハズレのブログテーマ「箱根駅伝」ですが、先日「風が強く吹いている」という箱根駅伝の映画を観ましたので。2009年、小出恵介主演の映画です。大学でスポーツ映画を社会学的に分析するという授業の教材として視聴したのですが、学生たちが意外とハマっていました。それは映画のストーリーというより、「箱根駅伝」そのものの魅力に惹かれているようでした。箱根駅伝の魅力は何かと考えると、襷をつなぐ、長距離(20キロ)、ドラマ的展開、山登りなど色々あります。しかし、私たちは駅伝というスポーツを空間的・時間的に全て見るということはできません。サッカーや野球は試合の最初から最後までピッチ全体を見ることができます。つまり、駅伝は、メディアが(意図的に)切り取ったシーンを繋ぎ合わせて、私たちは駅伝というスポーツを見た気になっているのです。しかも、そのシーンには様々な、付加価値(家族、ライバル、過去の選手などドラマ)が付けられています。だからこそ、7位と8位の争いなどスポーツ的には面白くないシーンも絵になるのです。そういう意味では、「風が強く吹いている」は、チームメンバー一人一人のドラマを駅伝のように繋いだ映画だと言えますね。3連休は雨の日もあるようです。スポーツ映画を楽しんでみたらどうでしょうか。