今日は、3年生はすでに決勝トーナメント進出を決めている調布市大会のフレンドリーマッチ、6年生はソルプラスFCと練習試合でした。11人制のフルピッチでやりましたが、慣れないところもあり難しかったですね。ジュニアユースに向けて少しずつ機会を増やしていければと思います。さて、先日のブログで「観光は太り、旅は痩せる」みたいなことを書きましたが、まさしくそうでした。昨日まで、2泊3日で大学のゼミ旅行で福岡・熊本に行っていました。実は、福岡で観光といってもあまり行くところ(一般的な観光地で)はないんですね。太宰府や志賀島がありますが、博多からすぐに行ける距離ではなく、博多にあるものは大抵東京にもあるという感じです。しかし、やっぱり博多は食べ物が美味しい。もつ鍋、ラーメン、ひとくち餃子、水炊き、うどん、明太子、玄界灘の魚などなど。飲んで食べての「研修」旅行でした。翌日は熊本でしたが、ここでも同じく、あか牛、いきなり団子、ラーメンを満喫していました。名物の馬刺しを初めて食べる学生もいて、その美味しさにびっくりしていました。九州には熊がいない(当然、熊本の熊も)という話のように、馬刺しについてもあまり知られていない事があります。仙台の牛タンと同じで、「産地」ではなく、あくまでも「食ベル文化」があるということです。したがって、地産地消ではありません(ほとんどはカナダ産)。しかし、食べるだけでなく、熊本では昔から(私の子供の頃)、「熱冷まし」としても使われていました。サッカーで打撲すると、患部に馬刺しを当て包帯で巻いて治療?した記憶があります。藤原辰史という京都大学の教授は、食の分析を通してナチス占領下の社会を考察しています(「ナチスのキッチン」河合隼雄学芸賞受賞)。日本の地方でもそれぞれの食文化があり、その地域の気候や社会のあり方の影響を受けています。「食べる」観光も「研修」ですね。




