今日は雨のため5年生の練習試合(対大宮アルディージャ)だけでした。私は昨日まで出張で少し体調を崩したので、本当に久しぶりに家で過ごしました(多分、一日中何もしないのはお正月依頼)。でも、「何もしない」というのには慣れませんね。新聞を隅々まで読みましたが、日曜版は「読書」欄が4面もあるんですね。なんか、一気に何冊も本を読んだ気になりました。聞いたことがない作家もいて面白そうだと思いましたが、多分、手に取ることはないでしょうね。小さい時から振り返ると、赤川次郎、内田康夫、筒井康隆、宮本輝、藤原伊織、高村薫と、同時期に同じ作家の本ばかり読んでました(仕事では面白くない学術書は読んでますが)。しかも、何回も。高村薫と藤原伊織は、冗談ではなく50回以上読んでいる本もありますね。なんでかなあと考えると、内容というより「文体」が好きなんだと思います。例えば、藤原伊織の「テロリストのパラソル」で、主人公が「面倒じゃないことをたくさんやるか、面倒なことを一つしかやらないか。私は後者をとる」というセリフがありますが、意味もなく好きな場面で、何度も読み返しています。読書の秋です。昔読んだ本をもう一度読むのも良いかもしれません。