今日は雨のため、4・5年生の練習試合は中止でしたが、1年生は若葉SCと対戦しました。1年生も4月から数試合経験しました。人数は少ないですが、皆んなサッカー大好きで、いつも素晴らしいプレーを見せてくれます。一緒にやってくれる仲間、大募集です。さて、例年にない遅い梅雨入りですが、このところ月・火曜日に雨が続いて困ってます。毎週火曜に別の大学でテニスの授業をやっているのですが、講義に変更することが増えてます。講義は、「現代スポーツ論」みたいな内容ですが、先週は「障がい者スポーツ」について話しました。これは、障がい者のスポーツの知識を増やしたり、普及について考えるというのではありません。障がい者のスポーツを通して、現代スポーツのあり方を問い直すというものです。例えば、車椅子バスケでは、チームのメンバー構成において持ち点制があり、競技力の高い(軽度障がい者)と低い(重度障がい者)がマッチアップすることがあり、それが面白さの一つになってます。また、健常者が車椅子バスケをした際に、想像以上に下半身が疲れます。それは下半身を使って車椅子を操作しているからであり、シュートの際もリングを過ぎて振り返って打つ場合もあります(’健常シュート’と呼ばれることもあります)。しかし、車椅子に乗る障がい者は下半身を使うことはできません。健常者が車椅子に乗ったからと言って「車椅子バスケ」ができるわけではないということです。つまり、障がい者が行う「車椅子バスケ」には、バスケットとは異なる独自の面白さ(文化)があるということです。そして、それは「より速く,より高く,より強く」を標榜する現代スポーツの論理とは異なる新たなスポーツの論理と捉えることもできます。雨の季節、スポーツについて考えたり、本を読むの良いかもしれません。