今日は6年生がインテル・アカデミーと、4年生が調布イーグルスと練習試合でした。そして今日は選挙。試合帯同の前に行って来ました。ここで政治的発言をすることは毛頭ありませんが、最近の政治で気になることがありますね。それは、アメリカ政治(特にトランプ)で顕著なような対立候補や政党に対する「非難」合戦です。日本でも最近幼稚な非難合戦を目にすることがあり残念です。よく「批判ばかりしないで代替え案を出せ」と言われることがありますが、実は「批判」は、物事をよく吟味し判定評価することで、改善へとつながるものです。批判的精神は人の成長や社会改善には必要なものなのです。一方、「非難」は自分や組織の正当性や優位性を担保するために、相手の過失や失敗を責め咎めるもので、そこには「対立」が生じます。つまり、内側の結束を強める必要がある時に、もっと言うと、内部が不安定な時に、外側に「敵」を作るわけです。しかし、それでは賛同者を増やすことも全体を改善することもできません。町田ゼルビアの件も似たようなところがありますね。ゼルビアを貶めるための「非難」ではなく、サッカー界にとって必要な「批判」が求められますね。