今日は一日中冷たい雨でした。残念ながら、予定されていた3年生・5年生の練習試合は中止となりました。4年生は御殿場で開催されている「COPA TOREROS 2025 Primavera」の最終日(様子はFacebookで公開しています)。3日間、強豪チームに揉まれ良い経験になったと思います。さて、春の甲子園も明日が決勝戦です。野球少年だった頃は、春夏の甲子園は毎日のようにテレビ観戦していました。野球自体がアメリカのスポーツですから、エンターテイメントとしてメディアとの相性は抜群です。日本では、ご存知の通り、まずは新聞社が貴重なコンテンツとして取り込んでいきます。春の甲子園は毎日新聞社主催し、「野球毒害論」を展開していた朝日新聞社が夏の甲子園を主催しています。そして、読売新聞社は、日米野球をきっかけに「読売巨人軍」を設立、日本プロ野球の盟主となりました。当時の各新聞社と野球の関係に関する研究も沢山あります。プロ野球のオーナー企業の変遷も面白く、設立時は、巨人、阪神、阪急など新聞社(テレビ局)や鉄道会社が多く、その後、大洋、ヤクルト、日本ハムなど食品関係、そして現在のソフトバンク、楽天、DeNAなどのIT関連会社と、まさしく時代を反映しています。逆にサッカーは、Jリーグ開幕時から「企業」ではなく「地域」との関係を重視してきました。しかし、経営的な限界もあり近年は「企業」との関係も重視されるようになりました(「ジャパネットたかた」や「サイバーエージェント」など)。一方で、プロ野球も日本ハムなどのように「地域」(北海道)との関係を重視する球団も出て来ています。いずれにしても、夢のあるそして地域に根ざしたプロスポーツになって欲しいと思います。今日は急なオフ。ドジャース観戦で過ごしました。