先週末、土曜日に4年生がMIPさん、1年生が東京BIGさん、日曜日に3年生が府ロクさん、5年生がJFC Veragistaさんと練習試合でした。選手一人一人もそうですが、チームも「ああ、今が一番伸びている時期だなあ」と実感するときがあります(今の3年生はそうですね)。逆に、何をやってもダメな時期もあります。その両方の時期で指導者のアプローチの仕方も変わります。チームは生き物であり、今、どういう状況にあるのか、これを的確に把握することが求められます。この時、指導者で大きく異なるのは、チームを個人の集まりと見るか、チームの中の個人と見るかです。前者の指導者は、チームを変化させるために個々の選手にアプローチします。後者の指導者は、チーム全体へのアプローチということになります。もちろん、どちらが正解ということはないのですが、私個人の経験では、チームが良いときは個人へのアプローチ、悪いときはチームへのアプローチに比重を置いたほうが良いように思います。したがって、同じようなプレーでも(良い場合も悪い場合も)、誰に対してどのような声かけ(コーチング)をするかは異なります。おそらくこのような指導者の「使い分け」を、保護者などの外部の人たちに理解してもらうのはなかなか難しいのかなあと思います。しかし、指導者の「意図」をできる限り理解してもらうことも大事です。そのため、DURO調布では、保護者とのコミュニケーションを積極的に取るようにしています。私の担当は「飲みながら」のコミュニケーションなので、早く、緊急事態宣言が明けて欲しいです・・・