雨が降りますね。被害に遭われた方もいらっしゃるようでお見舞い申し上げます。今日も雨の影響で、午前中の3年生の練習試合が中止になりました。しかし、午後からは回復し、1・2年生は深大寺さんと練習試合、3・5年生はトレーニングを行いました。低学年は「遊び」から少しずつスポーツとしての「サッカー」に切り替わっていきますが、いつまでも「遊び」心を忘れないでほしいと思います。「遊び」とはとても奥深いものです。私も随分前は「あいつは遊び人だから」と揶揄されることがありました。ところが、「遊び人」という言葉にはどこか「憎めない人」というニュアンスも含まれます(自己弁護ではないです(笑))。人は何となく「遊び」の大事さを感じ取り、一種の憧れも持つものです。有名な歴史学者ホイジンガも、「人間とは『ホモ・ルーデンス=遊ぶ人』のことである」といっています。スポーツから「遊び」がなくなると「苦役」でしかありません。私たち指導者が注意しなければならないのは、スポーツの規範や制度あるいはセオリーにとらわれすぎて、子どもたちの「遊び」心をつぶしてしまわないことです。今日は低学年のトレーニングを指導し、練習試合を見ていてつくづく感じました。私自身「遊び」心を忘れず、いつまでも「遊び人」でいたいと思います(笑)。