今日は、1年生は2年生とトレーニングマッチ、3年生はヴァロール交流戦に出場し第2位、6年生は調布市おわかれ大会予選リーグ2勝1分で決勝トーナメント進出。そして5年生は府中招待に出場し、東京ヴェルディジュニアに1-0、エクセレントフィートに0-0(PK負)、養和巣鴨に2-1など、強豪相手に素晴らしい試合をしました。さて、今日はスポーツとお金の話ですが、卓球選手や芸人で話題になったオンラインカジノの話ではありません。フォルティウスです。ご存知ですかね?カーリングの日本選手権優勝チームです(個人的に大好きな競技です)。ロコ・ソラーレが有名ですが、今回優勝したフォルティウスも20年ほど続くチームで元オリンピック選手も在籍しています。しかし、この20年間は、スポンサーとの契約が打ち切られたり、クラウドファンディングで資金を集めたりしながら存続したチームです。選手の中には、貯金を切り崩して生活している人もいます。しかし、こういう話は、女子サッカーやマイナースポーツでは、よく聞く話でもあります。待遇改善など色々言われますが、スポーツビジネスやプロスポーツという世界では、利益抜きの話はできませんので、それとは異なる視点が必要です。それは、スポーツ=公共財という視点です。日本では、スポーツは好きな者が勝手にやっているという感覚が強いのですが、公共的財産として捉えることも必要だと思います。そうすれば、例えば、学校の体育施設の活用ももっと進み、地域のスポーツクラブの活動も盛んになるのではないでしょうか。カーリングにしても、直接的な金銭支援だけではないサポートも可能になると思います。拙著「サッカーピラミッドの底辺から」(道和書院)でも書きましたが、スポーツを利用して金儲けはできますが、スポーツそのもので儲けることはできません。スポーツによる公共的利益にもっと目を向けていく時代になっているのではないでしょうか。