今日は、6年生が武蔵野ウイングス招待大会に出場、5年生は府中4BK、1年生は五本木FCと練習試合でした。昨日も書きましたが、Jリーグの新シーズンが始まりサポーターの皆さんも大いに盛り上がっていると思います。そのような中、先日、J1湘南ベルマーレの新スタジアム構想を巡り、平塚市が財政的な負担を理由に、Jリーグチェアマンへの「直訴」を検討しているとのニュースがありました。セパ12球団を堅持するプロ野球と違い、「百年構想クラブ」を掲げるJリーグでは、身近な地域でのクラブ設立を目標にしていますが、クラブ認可の条件としてスタジアム基準が定められています。プロ野球は、「都市型」のエンターテイメントという要素が強く、スタジアムも大都市に限定されます。プロスポーツ経営として、どちらが正解か分かりませんが、「求める理想はわかるが、県や大企業の支援がない、平塚のような場合で実現するのは厳しい。人口約26万人の自治体の財政の現状を率直に訴え、解決策を共に考えてほしい」という訴えにも耳を傾ける必要がありますね。スポーツに対する「公共財」という認識が不足しているということも言えますが、「なぜスポーツなのか」そして「なぜサッカーなのか」ということを、スポーツやサッカーに興味が無い人たちに理解してもらう努力も必要でしょう。大資本はスポーツ経営そのものよりも、スポンサーとしての立ち位置を選択することがほとんどです。つまり、極論すると、「スポーツは儲からない」ということでもあります。ということは、スタジアム建設も、経済的論理だけではなく、公共財や文化財としての議論が必要だということでしょう。