昨日は、4年生が府ロクSCと練習試合。来週のフェアプレー杯の都大会に向けて良い調整ができました。そして、5年生がJA杯9ブロック予選でした。強豪、横河武蔵野FC に0-1と惜しくも敗れましたが、布田SCに1-1で引分け、得失点差の2位で決勝トーナメント進出を決めました。ベンチメンバー含めチーム一丸となって戦っていたことや、先制されても諦めずに追いついたことなど、成長を実感しました。さて、最近はテニスの話題を耳にしますね。車いすテニスでは全仏オープンで男女共に決勝に進出し、小田選手が17歳で優勝という快挙。錦織選手の復帰の話題もありますが、全仏オープンの加藤選手の失格も大きな話題となりました。特に、相手選手の抗議で「警告」から「失格」に変更され、罰金とツアーポイント剥奪という重い処分を下されたこともあり、スポーツマンシップに欠けるなどの批判がなされています。そもそもイギリス発祥のスポーツは「スポーツマンシップ」を前提に作られていますので、余計に注目されているのだと思います。しかし、この「スポーツマンシップ」は少々ややこしいものでもあります。例えば、テニスにおいて、相手選手が何らかのアクシデントで転んでしまい、自分にチャンスボールが戻ってきた場合、スマッシュを打ってポイントを取るか(勝負に徹する)、一旦ロブ(山なりのボール)を返球して相手の態勢が整うのをまってラリーを再開するか、どちらが「スポーツマンシップ」だといえるでしょうか。おそらく答えは人それぞれではないでしょうか。サッカーで選手のケガが発生した場合のプレー選択も同様だと思います。大きくは「スポーツ観」に関係するものだと思いますが、それは、個人の価値観だけでなく、時代や地域(国)、文化的背景など様々な要因で規定されます。つまり、「スポーツマンシップ」はスポーツを通して学ぶというより、スポーツをする選手たちが、価値観の交流を通して、創り上げていくものだといえるのではないでしょうか。今日は、一日中、雨。ちょっと哲学的なブログを書いてみました。子どもたちも、家でゆっくりと本でも読む時間をつくって欲しいと思います。