今日は4年生が布田SC、3年生が五本木FCと練習試合でした。どちらの学年も全体的なレベルが上がってきたようで来年度も楽しみです。さて、Jリーグも始まりましたが、選手の入れ替えや身近なチーム(町田ゼルビア、東京ヴェルディ)のJ1昇格もあり、楽しみなシーズンです。しかし、Jリーグに限らず、プロスポーツでは毎年毎年が勝負で、チームも選手も大変だと思います。日本人は、「節目」を大事にする習慣があります。季節や行事、年などを境に「仕切り直し」して、新たな一歩を踏み出す機会にもなるからです。Jリーグのチームも、全てのチーム・選手が意気揚々と新シーズンのスタートラインに立っていると思います。この「節目」を大切にするということは良いことなのですが、サッカーの育成年代では弊害もあります。それは、小学校、中学校、高校などの「節目」までに、どうにか「結果」を得ようとしてしまうことです。そして、うまく「結果」を得られなかった選手たちがドロップアウトしてしまうこともあります。これは、プロの世界ではある意味仕方のないことで、それがプロで生きるということでもあります。しかし、育成年代で「節目」ごとに結果が求められることほど辛いものはありません。目標を立て挑戦することは素晴らしいことですが、もう少し長い目で子どもたちの「成長」を見守ることも大切ですね。DURO では、「あの子は今は難しいけど、高学年、あるいは中学になると良い選手になりそうだね」とスタッフ間で話すことが度々あります。