今日は関東村で練習試合でした。いつもより大きいサイズのコートで戸惑ったところがあったようです。コートが広くなると相手選手、味方選手との距離が遠くなります。1対1の場面が増え、スペースを有効に使えるかが鍵になります。しかし、現代サッカーでは、ゾーンプレスの時代(日本では1980年代)から、広いコートでもバックラインをコントロールし狭いエリアに閉じ込めて「密集」を作ることでボールを奪うことが目指されるようになりました。逆に、攻撃側は「密集」のなかでも使える技術が求められるようになりました。今日はいつもより広いコートになり、そのままプレーエリアが広くなったということは、「密集」を作ることができなかった(コンパクトにできなかった)ということでしょう。実は、このことは練習でもいえることで、お互いに素早くプレッシャーを与える距離をとる習慣をつけることで攻撃側(チームメイト)の技術も向上するということです。これからの練習でも、攻撃のための、チームメイトのための守備をやってほしいものです。さて、今日の関東村は砂ぼこりがひどい「いつもの」関東村でした。調布の子どもたちにとってはまさに「聖地」ともいえるグランドです。旧米軍跡地を暫定運動場として使用している状況ですが、少年サッカーにとって貴重なグランドです。ぜひ、いつまでも「聖地」であってほしいものです。洗濯は大変ですが・・・・・