今日もあいにくの雨模様でしたが、4・5年生は、羽衣一SCに呼んで頂き練習試合を行うことができました。感謝です。さて、アジアカップ、苦戦してますね。色んなところで、戦術批判や戦犯探しが行われてますが、個人的には、というか長年サッカーをやって来た者からすれば、「サッカーなんてこんなもの」という感じが正直なところです。確かに、結果はもちろん、内容的にも苦戦していました。しかし、日本とドイツもそうですが、点差は実力差を表してはいません。サッカーがギャンブルの対象として格好のコンテンツになるのは、実力と結果の相関を測るのが難しいからです。よく言いますが、10回やって9回負ける相手には、1回しかない勝つシチュエーションを一発勝負に持ってこようとします。今回の日本とイラクはそこまでの差はありませんが、イラクの想定したシチュエーションで戦ってしまったことが敗因ですね。その一つは、スペースの使い方です。押し込まれるイラクには、攻撃時に広いスペースがあり、それを効果的に使っていました。一方、日本は、押し込んだ中で有効なスペースを見出すことができませんでした。もちろん日本を代表する選手ですから、それを打開するようにプレーしようとしたのですが、イラクがそれをさせなかった(スペースを消した)ということです。「勝ったものが強い」とは言いますが、強さ(実力)がそのまま結果に結びつかないサッカーは本当に「残酷なスポーツ」ですね。グループリーグ最終戦、そして決勝トーナメントでは、日本の強さ(実力)を見せてくれることを期待しています。