今日は5年生が調布イーグルスと練習試合でした。5年生は来年のTリーグに向けて更なる成長を期待したいですね。現在、北中米ワールドカップアジア2次予選の真っ只中です。先日はミャンマーに快勝しましたが、次は難敵シリアです。怪我人も多く心配ですが、選手層の厚くなった今の日本代表は大丈夫でしょう。ミャンマーの試合をテレビで見ていましたが、クーデターのことや軍事政権のことについてはほとんど触れられませんでした。サッカーの試合なので当然と言えば当然ですが、実際にミャンマーでは軍に認められた選手しか代表メンバーに入ることができません。試合を見ながら、国内で弾圧されている人たちは、どんな気持ちでこの試合を見ているのかなあと思いました。ミャンマーだけではありません。タリバンに実効支配されているアフガニスタンも同じ2次予選を戦っています。ヨーロッパではウクライナもそうです。スポーツは政治や紛争とは無関係であるとか、スポーツには平和をもたらす力があるとか言われます。一方で、スポーツで紛争が起こったり、紛争でスポーツどころではないというところもあります。どれも世界で起きている「事実」です。つまり、グローバルな文化であるスポーツは、国家間や地域間の紛争とは切っても切れない関係にあるということだけは確かなことです。スポーツをする・見ることを嗜む私たちは、スポーツを通してグローバルな世界を知ることも大切だと思います。21日はシリア戦です。シリアも歴史的な紛争地帯です。少しだけ、シリアのことを知りながら日本代表を応援して欲しいですね。