今日の4年生の本町田FCさんとの練習試合は雨のため急遽グランドを変更して行いました。急な変更でしたが、本町田FCの子どもたちが会場づくりをやってくれたおかげで無事試合を行うことができました。感謝です。試合は、ほとんど僅差でした。少年サッカーは学年が進むと得点(失点)が少なくなります。それにはコートサイズ、体格、身体能力などさまざまな要素が関係していますが、子どもたちがディフェンスの方法を学ぶということもその一つです。ディフェンスの方法には「ボールを奪う」か「地域を守る」かの二通りしかありません。子どもたちはボールが大好きですから、ボールに食いついていき初めは「ボールを奪う」ことに一生懸命です(いわゆる団子サッカーの原因です)。そのため、ボールが奪えず密集から抜け出されると一気にゴールまで行かれて失点してしまいます。しかし、よくよく考えると、サッカーはゴールにボールを流し込むことが目的なので、必ずゴールに至るまでに「通過する地域」があるわけです。その「地域」を守ることで失点を防ぐことができます。「ボールを奪う」と「地域を守る」の両方を取り込んだのが「ゾーンプレス」というディフェンス戦術です。DUROの子どもたちも試合を重ねるうちに少しづつ相手が「通過する地域」を読めるようになり、インターセプトもできるようになってきました。今のサッカーの主流は、このインターセプトからのショートカウンターになっています(以前の南米サッカーのゆったりしたボール回しが懐かしいです)。少しづつディフェンスからのオフェンスを意識してもらいですね。明日は、5年生が白百合さんと、3年以下が杉野さんと練習試合です。頑張りましょう!