今日、パラリンピックが終了しましたね。障がい者のスポーツはさまざまな見方があります。その一つに、アダプテッドスポーツという考え方があります。私たちは通常スポーツに身体や考え方を合わせることでそのスポーツを極めていきます。しかし、障がい者は、健常者が創り上げたスポーツにすべてを合わせることは不可能です。そこで、スポーツのほう(行い方)を障がい者に合わせる(アダプトする)という考え方です。ところが、これは健常者のスポーツにも当てはまることです。現代サッカーが常に変化・進化していることからも分かると思います。古くは「WMシステム」、30年ほど前の「ゾーンプレス」、最近の「ポジショナルプレー」など様々なスタイルが発明されてきました。サッカーというスポーツは常に変化しているということです。オリンピック・パラリンピックは終わりましたが、W杯最終予選がスタートしました(残念な初戦でした!)。ヨーロッパのリーグ戦も新シーズンがすでに始まっています。世界のトップレベルのサッカーでも、子どものサッカーに落とし込めることがたくさんあります。指導者は常に新しい情報を仕入れ、子どもたちのレベルに合わせて伝えていく能力が求められます。今日(早朝)のお勧めは、スイスVSイタリアかベルギーVSチェコですね。