今日は3年生が若葉台FC、小平ウエストスターと、5・6年生が立川九小SCと練習試合でした。各学年、子どもたちには色々なポジションに経験してもらいながら成長を促しています。サッカーのスタート地点であるジュニア期には、どのポジションでプレーするかは、選手も保護者も気になるところです。サッカー選手としての成長には、色んなポジションを経験することでサッカーの原理原則を学ぶことが重要です。しかも、流動的なサッカーが主流の現代サッカーでは尚更です。しかし、子どもたちにはそれぞれやりたいポジションがあり、保護者には子どもに合っている(合っていない)と考えるポジションがあります。そして、試合に出るためには必ずどこかのポジションに入らなければいけません。私たち指導者は、前述したように、様々なポジション経験を成長の糧とする場合もあれば、選手の技術や性格に応じたポジションを模索しながら、選手の強みが発揮できるようにポジション適性を見極めていきます。これも、発達段階で変化しますので、年代毎でポジションが変わった選手は数多くいます。つまり、ポジションには普遍的に求められるプレーの質や技術、そしてメンタルがあるということでもあります(戦術の変化で役割が変わることはありますが)。ヨーロッパでは、幼少期からポジションを番号で表し、そのポジションに求められる役割や立ち位置を学ぶように指導することも多いようです。さて、今晩はアジアカップ準々決勝。ポジショニングを確認しながら、日本代表を応援してみてはどうでしょう。