今日は2・3年生がFCレガーレと練習試合、6年生が三鷹CF招待大会に出場しました。連日の猛暑で大変ですが、よく頑張ってました。さて、以前も書きましたが、今年度からサッカー指導者の研究に加え、バスケットボールや野球の指導者の調査に取り組んでいます。昨日、今日は少年サッカーの聖地「関東村」で活動する硬式野球チームを訪ねました。私たちの世代はほぼ全てが王・長嶋に憧れ野球を経験し、「リトルの団ちゃん」「キャプテン」「プレイボール」そして「ドカベン」で野球に親しんできました。多少なりに野球の事は分かっているつもりでしたが、知らない事ばかりでびっくりしています。調査協力をお願いしたのは中学の硬式野球チームですが、所属するリーグはリトルシニアで、他にボーイズリーグ、ヤングリーグ、ポニーリーグなどがあり、それぞれに全国大会があるそうです(近年は各リーグ統一大会としてジャイアンツカップもあるそうです)。小学生はリトルリーグ、ボーイズリーグ小学部、ヤングリーグなどに分かれているそうです。ボクシングの統括団体や空手の流派ごとの大会のようですね。チームの事務局の方に、何故、硬式野球は色んなリーグに分かれて活動していんるですか?と尋ねると、「大人の事情」と「メーカーの都合」ですね、ということでした。その詳細は省きますが(これからの研究課題でもあります)、統括リーグの「乱立」は実は子どもの活動にとっては良いことではないかとも思います。柔道が全国大会を廃止したように、ジュニア期に日本一を目指すことの是非は議論されるべきことだと思います。「目指せ!甲子園」的なものにも良さもありますが、それが絶対的価値になると多くのところで弊害も出てきます。世界的にも少年期に「全国一」を競う大会はあまりありません。スポーツですから、「競争主義」は必要ですが、「勝利主義」には慎重になるべきではないかと思います。