今日は1・2年生が立川九小SCと、5年生が白百合SCと練習試合でした。残念ながら、大学入試シーズンの真っ只中、私は帯同できませんでした。家に戻り、毎日のルーティン(晩酌⁉︎)をこなしながらTVを見ていると、NHKのBSでベネチアの仮面カーニバルの特集をやってました。以前、知り合いがベネチアでシェフをやっていたので、思わず見入ってしまいました。その知り合いというのは、私が高校サッカーの監督をしていた時、大学生でコーチをしていた人物です。当時、100人以上の部員を一人でみていたため、大学1年生だった彼を無理矢理コーチとして引き入れました。すると、1年目に高校サッカー選手権で全国ベスト8に入り、卒業するまで4年間2人で指導にあたってきました。その彼が大学を卒業する時に、ヨーロッパで指導者としての勉強をしたいということで、私の知り合いに頼み飲食店で生活費を稼ぎながら指導者の勉強をすることになりました。しかも、新婚で奥さんも連れて。その後、紆余曲折あり、サッカー指導者ではなく、シェフとしてミシュラン星のレストランのシェフとして活躍しています。逆に、一緒に行った奥さんは、得意のバトミントンを活かし、セリエAの選手として活躍し、イタリア、ベルギー、オランダで育成コーチとして今も活動しています。イタリアに行って30年近くになります。改めて色んな人生があるなあと思います。長い人生の中で、サッカーとの付き合いもその時その時で濃淡があります。どうしても、目の前の試合や進路で悩むことも多いのですが、もう少し人生という長いスパンで考えてあげることも大切ですね。