今日は4・5年生が品川SJCと練習試合でした。5年生はTリーグに向けて更なるチーム強化に取り組んでいます。4年生はメンバー間の激しい競争の中で、それぞれのステップアップを目指して欲しいと思います。さて、毎年、この時期は「受験」について書くことが多くなります。大学は総合型や公募推薦の秋入試が主流になってきましたが、中学・高校はこれから本番ですね。受験を考えているご家庭では、サッカーとの両立で悩まれる方も多いと思います。あくまでも、30年以上教育に携わった経験則でしかないのですが、両立は可能だと思います。もちろん、どのレベルを目指すのか、現在の実力と志望校との差など、個別的な状況もあるので一概には言えないことを前提としてです。まず、「受験との両立」が「塾との両立」になっていないかということです。もちろん今の受験システムの中で塾は大きな役割を果たしていますが、子どもの生活(スポーツ含め)や性格から、「主体的」に塾との関係を検討した方が良いですね。そして、根本的なこととして、「何のために」受験するのかということを家族で共有し、子ども本人が自覚することが大切でしょう。サッカーもやりたい、受験もしたい、その積極的な気持ちを大切にして、両立可能な方法を親子で考えれば、最適解が必ずあると思います。最後に、勉強もスポーツもギリギリのところまで頑張れば成果が得られるわけではないということです。どちらも少し余裕を持って臨んでみることも大切だと思いますね。以前も書きましたが、大学受験のシステムも大きく変わり、学力の捉え方も変化しています。受験学力だけで評価される時代ではなくなりつつあります。受験やスポーツに専心するだけでなく、様々なことを体験する時間的・心理的余裕も必要ですね。