昨日は4・5年生が町田ゼルビアと練習試合でした。J下部らしく技術の高い選手が多かったのですが、チームとしての課題を意識した良い試合ができたと思います。さて、受験シーズンも終わり、進学準備の時期となりました。教育に関わる仕事をしており、また、子どもに受験とサッカーの継続を勧めた親として、毎年感じることがあります。それは、子どもにとって(親ではなく)最適な方法を選ぶしかないということです。世の中(特に塾)の情報に惑わされることなく、「サッカーバカ」(言葉が悪くてすみません)になることなく、その子にとっていかに充実した少年期を過ごせるかという視点で考えることが重要だと思います。そのためには事実を見極め、子どもと共に判断することが必要になります。早期に学習塾に行かないととても合格しない中学があることは事実です。しかし、そこに進学したから将来が決まるとは限らないことも、一方でその環境に身を置くことで成長することも事実です。受験校のなかには、サッカーとの両立が十分な学校もあります。もちろん、地域の公立校に行く準備として塾に通うことで、サッカーも勉強も充実することがあります。また、大学では、近年、入学定員の半数以上をAOや推薦入試で取るようなつています。つまり、単純な学力評価ではなく、「経験」に基づく思考力・判断力が求められるようになっています。そういう「経験」をする場として、サッカーはとても良い環境ではないでしょうか。