今日は6年生はリハウスリーグ、3年生はFC中原と練習試合でした。6年生は順調に勝ち点を積み重ねています。3年生は力のある相手にも真っ向から勝負し内容のある試合ができました。昨日のブログでは攻撃に関わる「判断」について書きましたが、今日はディフェンスについて。サッカーにおけるディフェンスは、ボールを奪う、ゴールを守る、スペースを守るの3種類があります。ボールを奪う代表的な戦術はゲーゲンプレッシング、スペースを守るはゾーンディフェンス、ゴールを守るの戦術用語はありませんが、ヨーロッパ風に言えば「ゴール前にバスを止める」です。当然、これらのどれか一つで守るのではなく、状況により組み合わせることが必要です。意外と日本では、戦術に走りがちで、「ゴールにバスを止める」「ゴールにふたをする」が疎かにされることが多いようです。その反動で、攻撃ではゴールに向かうプレーが少なくなり、ストライカーが育たないということもあります。サッカーは単純にゴールを守りゴールに入れる競技です。最終的にはゴールに入れさせないディフェンスが最も重要なのだと思います。とはいえ、ゴールに「近づけない」ことも重要で、そこに守備戦術の必要性が生まれてきます。一昔前のソーンプレスや近年の攻撃戦術と一体化した「ポジショナルプレー」などがそうです。ジュニアの段階であまり指導されることはありませんが、その根本原理は低学年からも意識させることで「サッカー脳」」が育っていくのだと思います。