今日は6年生が青梅招待の決勝トーナメント(残念ながら準々決勝敗退)、4年生がARTE八王子、3年生が和田ブルドッグSC他と練習試合でした。4年から3年へと梯子して帯同したあと、夜はボランティアコーチとして参加している地域の少年サッカークラブのコーチ会に参加しました。そこで話題になったのは「一人審判制」についてでした。少年サッカーは全国大会が一人審判なので、それに準じる大会がほとんどですが、地域や大会によって二人制、三人制の場合もあります。当たり前の話ですが、一人で全てのプレーをジャッジすることはできません。では、何故導入されたのか。大きな理由は、子どもたちにセルフジャッジを通してリスペクトの精神を学んで欲しいということです。理念としては、素晴らしいですが、指導者、保護者の考え方も様々でなかなか難しいですね。昨年末の全国大会でソレッソ熊本が優勝しましたが、オフサイド見逃し(あくまでも私の視点からですが)からの得点が勝敗を分けた試合もありました。極論すれば、1人はもちろん3人でも完璧なジャッジはできません。W杯でも度々問題にもなるぐらいですから。もちろんプロの世界では、勝敗が人生を決めかねませんので、より厳密性が求められます。しかし、ジュニア期の「勝った負けた」は長いサッカー人生のほんの一部でしかありません。指導者も保護者も含めて、もう少し「おおらかな」気持ちで取り組めれば良いなあとは思います。