雨が続きます。昨日から練習再開の予定でしたが、本日も中止となりました。明日は、人工芝での練習試合なので小雨程度ではできるかなあと期待してます。ところで、過日、ご紹介させていただきました拙著「サッカーピラミッドの底辺から」、読み終えた方々から暖かいコメント頂き嬉しい限りです。この本の最初の事例で取り上げたソレッソ熊本は、DURO調布とは運営母体が同じグループになります。そのソレッソ熊本は、この夏、5・6年生は時之栖で開催された全国規模のフェスティバルに参加していました。さらにジュニアユースは本日から始まったクラブユースの全国大会に九州代表として出場し、グループリーグ初戦を勝利で飾ったようです。ソレッソ熊本は兄弟(どちらも私の教え子ですが)でジュニアとジュニアユースの監督をしています。これが面白いほどに性格もサッカー観も違うので驚きます。それぞれの世代に合った指導者だと思いますが、子どもたちも慣れるのに大変だろうと思います。しかし、この二人に限らずサッカー指導者はそれぞれに特徴があり、それを強みとして発揮できるかが重要なのだと思います。決して、標準化された指導資質を持つことが成功への秘訣にはならないということです。たまたま大学の授業でスポーツ指導者の資質に関する資料を作っていたのですが、そこに書かれているコンピテンシーの多様さにびっくりしました。例を挙げると、スポーツ技術、スポーツ知識、指導法の知識・実践能力だけでなく、スポーツマンシップ、信頼性、責任性、情熱、道徳性、社交性、スポーツ観、スポーツ問題に対する認識力、理解力、分析力、思考力、情報力、コミュニケーション能力、プレゼンテーション能力、インストラクション能力、コラボレーション能力、ホスピタリティ能力、リーダーシップ能力・・・だそうです。これがすべてそろったらスーパーマンですね。指導者も何かが欠け、何かの強みを持つ凸凹の人間だからこそ子どもたちも安心して引き付けられるのではないかと思いますが・・・。今日も誘惑に負けて昼間からビールを飲みながらサッカー動画を見ています・・・遠藤航のシュートはおしゃれでした!