今日は6年生がTOKYO NATIONS CUP 2023の2日目でした。鹿島アントラーズノルテと0-0PK負)、ネパール1-1(0PK負)という結果でした。今大会では、レベルの高いチームや海外のチームと対戦できればと思っていましてので、とても良い経験ができたと思います。Jリーグの下部チームとも互角に戦えたのは収穫です。また、ネパールとの対戦も子どもたちは刺激になったのではないでしょうか。私が初めて海外チームと対戦したのは45年も前の中学1年でした。韓国にホームステイして韓国内のトップ中学と対戦しました。しかし、トップと言っても、実は当時、韓国内の中学のクラブ(いわゆる部活)は全国に10数チームしかありませんでした。高校に至っては8校ぐらいでした。これは、サッカー競技人口が少ないのではなく、競技としてサッカーを続けていくためには競争を勝ち抜いてクラブ(部)がある学校に行くしかないからです。希望の学校に行くための実績を上げるためにあえて留年する生徒もいたそうです。対戦相手にはとても中学生とは思えない選手もいました。そうしたサッカーのことも思い出に残ってますが、ホームステイ先での経験は今でも思い起こされます。唯一日本語を話せるおばあちゃんがいるご家庭だったのですが、夕食後に「君ヶ代」を歌って欲しいと言われたのです。何も分からずにとりあえず歌っていると、おばあちゃんが泣き出しました。実は、おばあちゃんは第二次世界大戦前に日本人としての教育を受けてきたとのことでした。歴史を肌で感じる貴重な体験でした。