今日は3・4年生の試合。新加入もあり競争が激しくなりました。スポーツの世界では競争は不可欠で、その経験が成長を促します。しかし、競争で勝つことが重要ではありません。勝ったら嬉しいのは当たり前ですが、勝つことに喜びを感じるのではなく、競争そのものを楽しめるようになって欲しいと思います。世界で一番簡単なゲームはじゃんけんです。子どもが初めてじゃんけんを覚えると何度でもやりたがります。勝つことよりもそのスリルが楽しくて何度でもやりたがりのです。しかし、スポーツでは、指導者も親も、競争の「結果」を求めてしまいがちです。そうすると、子どもにとって競争は楽しみではなく、苦痛になってしまいます。知らず知らずのうちに、競争が楽しいという環境を作ってあげたいと思います。