今日は6年生が調布市招待大会に出場し準優勝、1・2年生は調布一小と練習試合でした。低学年の試合では、身体の大きさや強さで勝敗が決まることがあります。現代サッカーでは、フィジカルが重要であることは言うまでもありません(中田選手とトッティ選手が批判していましたが)。しかし、サッカーの面白さは、フィジカルだけで勝敗が決まらないところにあります。さまざまな特徴(自分の武器)を持つことで、フィジカルの強い相手を上回ることもできます。その一つが「相手の逆を取る」ということです。メッシやマラドーナのドリブルがそうですね。彼らのドリブルは曲芸的な技術ではなく、相手との関係の中で、緩急をつけたり、方向変換したりするところに特徴があります。そのためには、相手の状態(姿勢や重心)を「感じ取る」ことが必要です。幼少期では身体小さく、上手く「相手の逆を取れ」ても、潰されることがあります。しかし、徐々にフィジカル面で追いついた時には、大きな武器になります。これは、ボールを奪う時も同じで、ただ蹴り出すのではなく、相手の動きを読んで奪い切ることが大切です。結局は、相手を(味方も)よく「見る」ことから始めなければいけないということですね。