今日は6年生は調布市のゆりーと杯でトーナメント2連勝。ベスト8進出です。2試合目は後半に追いつかれ、辛くもPK勝でした。サッカーではよくある「流れ」ですが、その「流れ」を相手に渡してしまった原因が自分たちにあることに気づいて欲しいと思います。そのほか、5年生は暁星アストラ、杉並シーダーズと3年生は太子堂SC と練習試合でした。太子堂SCとは、昨年に引き続き、今夏も熊本遠征にご一緒します。九州の強豪チームとの強化試合はもちろんですが、自然体験活動や観光も行います。昨年は山間部に宿泊し、「沢登り」や「魚の掴み取り」を楽しみましたが、今年は天草を拠点に、「海」を楽しんでもらいます。近年では、小中学生の遠征合宿は当たり前の状況になり、海外に出かけるチームも沢山あります。海外遠征については、費用対効果という点で賛否両論ありますね。個人的には、海外に行くことでサッカーが上達することはほとんどあり得ないと思います。これは、単にそう感じているというだけでなく、私が関連してきたチームでも海外に行って、個人・チームが劇的に成長したという経験がないからでもあります。海外のサッカーや文化に触れて良い経験になるということは良く言われていることですが、結局、大勢の日本人チームメイトと行動を共にし、コーチやコーディネーターの引率で「外側」から海外を「経験」しても、それほどの成長は期待できないということです(もちろん、ゼロではありません)。私の初めての海外遠征は、中学1年の時の韓国遠征でした。相手は3年生でボロ負けしたことと、民泊先のお婆ちゃんの前で君が代を歌ったことだけを記憶しています(経緯は以前のブログでも書きましたが)。サッカーでの成長の機会となったのかは定かではありませんが、民泊先での経験は、軍国主義だった戦前の日本について考える機会となり、今のロシアのウクライナ侵攻について、少し長めの歴史観で見ることの必要性に気付かせてくれたと思います。